実は直前に肋骨を骨折して全く動けなくなっていました。一部の作品の展開バージョンを試作している時で、本来は展示にもう少し違うバージョンも出展予定でしたが断念。肋骨をかばいつつ出せる作品を梱包し会場までなんとかタクシーで運ぶ。。。とにかく最低限形にし、展示が始まってから追加していくことにしました。ステートメントや印刷物関連も開催初日には全く用意できていませんでした。
今回の展示に出展した作品の展示構成は今年1年の「情報」や「物事」の見え方による違いや分断などをテーマに構成する(はず)でした。。。が、直前の骨折で作品が用意しきれなかったためテーマにそうことができなかったのが心残りです。またどこかの機会で発表したい。
展示が始まってから大急ぎで作品やステートメントを載せたプチフライヤーも作りました。全部突貫工事、色校正なんて勿論行う時間がないので画像がスミっぽい(涙。ステートメントは1週間後、ステートメント(英語バージョン)は2週間後と展示が進むにつれて増えていきました
こんなバタバタしている私を、他のアーティストさんやスタッフの方が(骨折を気遣って)何かあれば手伝うと言ってくださっていました。ほんと温かくてありがたい。
会場の横でPCで作業をしていたら、私の作品を気にいったようで興味を持ってくださった方が作品の作家名を確認しプロフィールを音読している所に遭遇。作品タイトルもご覧いただきコンセプトを理解して頂けている様子、PCの影からこっそり伺ってほっとしていました。会場で観てくださる方の反応やどこで足が止まるかアクションを起こすか、など、拝見するのが好きです。(⇦WEBの仕事の職業病です)
またこのような時期でもあり新型コロナ増加傾向で、展示がclesedされるかとドキドキしていました。
「WHAT Museum」も12/12からOPENしました。奈良美智さんの初期の作品が展示されています。WHATの「謳う建築」展に参加されている作詞家・作曲家・シンガーの中村月子さんが、私の作品を気に入ってくださったと伺いお話しさせていただく機会を頂きました。とても素敵な方てすばらしい出会いとなりました。
また、会いたかった友人たちとアートや今年の近況など積もる話題で盛り上がり、新たな繋がりが生まれて穏やかで幸せな時間でした。
私はお互いのプラスの相乗効果でさらに良きものを生み出す環境や関係が好きです。
今年はなかなか人と会う機会も少なかったですが大事な繋がりはしっかり残っていて、そういう人たちとこれからもいいものを生み出して作り続けたい、と願う2020年の師走です
たまたま天王洲アイルのイベントがあり周囲をクルーズできたので展示を見にきてくれた友人たちとプチクルーズ。(笑)
改めて展示にお越しくださった皆様、寺田倉庫のスタッフのみなさま、ご一緒してくれたアーティストのみなさま、心からありがとうございました。
来年は落ち着きますように、海外の活動復活にむけて準備を続けます