[パリ市近現代美術館] 改装を終えた近代美術館が公開


 

 

パリ市近現代美術館とは

パリ市近現代美術館は16区に位置し、1937年の万国博覧会の会場で1961年に美術館に。パレ・ド・トーキョーの東棟にあり、1900年代以降(20世紀)のフォービズムとキュビズムをはじめとする近代美術を収蔵するパリ市近現代美術館です。カフェからはエッフェル塔が望め展望も楽しめます。

パリ市近現代美術館の場所や行き方

パリ16区のパレ・ド・トーキョーの東翼です。行き方は、パリ地下鉄9号線のイエナ駅で下車し徒歩で5分ほど。エッフェル塔が見え他の観光地ともほど近いパリの中心地にあります。

パリ市近現代美術館の展示レポ

パリ市近現代美術館は1920年代から現代に至るまでの近代美術を扱っています。企画展と常設展があり、作品の時代ごとに分けて展示されています。

 

 
階段から下の展示室に、そこには庭に面して広い展示空間が。
 
  

  

 

 

 

3階のマティス室では、マティス3連ドーム型の「ダンス」とダニエル・ビュランのストライプが展示されています。展示室を入ったところに、未完成のダンスがあり、その裏側にビュランのストライプ、そして


 
ビュランのストライプの向かいにダンス2が設置されています。


 
実はこのシリーズがアメリカのバーンズ・コレクションにあります。この作品は、1930年にバーンズにペンシルヴァニア州のバーンズ財団の中央ホールのためにを依頼され制作しましたが、寸法違いがわかり途中で制作をストップした未完の作品です。未完ですが躍動感がありますね。


 
展示を見終わり戻ってくるとどこからか音楽が聞こえてきます。入り口横のホールで演奏が始まっていました。
 

ミュージアムショップとカフェ

 

 
パレドトーキョーと近現代美術館の間にテラス席のカフェがあります。天気が良い時はテラス席にパラソルと椅子が用意されセーヌ川やエッフェル塔などパリのシンボルとなる景色を眺めながら飲食ができます。

あいにく私が行った時はテラス席が設置されていなかったのですが、思い思いに座り時間を楽しむ人で賑わっていました。


 
向かいのパレドトーキョーに昨年行った時の記事はこちら
 

関連情報
所在地: 11 Avenue du Président Wilson, 75116 Paris, フランス
開館: 1961年
入場料 常設展 無料 特別展は有料
公共交通機関のアクセス: イエナ駅
http://www.mam.paris.fr/en/exhibitions