スイスとリトアニアからアーティストレジデンスで来日中の2人とアートツアー

陽子さんが主催するCo.ikiのレジデンスプログラムで日本に滞在中の2人、スイス人キュレーターのブルーノとリトアニアの文化人類学者ゲルダ、陽子さんと私で2人を案内してのアートツアーを行いました。

ツアーの流れは
現代アートのギャラリーをみて日本茶で休憩、六本木ヒルズのスカイデッキで東京を一望したあとで森美術館で日本の建築展を見たあともう一度スカイデッキで東京の夜景を堪能し、夜はスーパーデラックスで「GEORAMA2017-18 presents チャネリング・ウィズ・ミスター・クリヨウジ Vol.2 YOJI KURI’s 90th Birthday Experimental Animation Show!!!!!!!!!」

という午後から夜中まで日本のアートと文化の歴史に触れる企画にしました。ブルーノは日本の都市計画に興味があるというので東京を一望できる所から見てもらうのもわかりやすい経験となり、舞踏の研究をしているゲルダには日本の建築を通して日本人の持つ「境界」「曖昧さ」が身体感覚を理解する手助けになるのではという意図もありました。

アートツアー開始

まず六本木のギャラリーから回ります。オオタファインアーツや小山さんの所を回り、日本のスイーツで一休み。

東京を一望して建築展で考察

次は森美術館。展示を見る前に森ビルのスカイデッキに登り東京を眺めます。六本木ヒルズのスカイデッキは現在の東京の都市がどのように広がっているか、都市の構造を一望できるポイントです。

ブルーノは一つ一つの建造物が何かを確かめながら興味深く東京を調べているようす。自分の感覚で確かめた後、森美術館の日本の建築展へ。

日本の建築展は写真撮影が一部のみなので、OKの所だけご紹介。


展示を見終わる時間がちょうど日没となり、もう一度六本木ヒルズの屋上へ、、昼間みた都市が夜景へと変化していく時間を過ごします。夜は満月、東京タワーと大きく真っ赤な満月が登った所をスカイデッキから目撃、強く印象にのこる夜です。

チャネリング・ウィズ・ミスター・クリヨウジ Vol.2

最後はスーパーデラックスで今年90際を迎えたクリヨウジさんとゲストによるトークショーと、クリのアニメーションを映し出しながら、アーティストがリアルタイムでサウンドを演奏していきました。

ゲストも豪華で灰野敬二さん、宇川直宏さん、土居伸彰さんなどなど。
ゆらゆら帝国の坂本慎太郎さんなどもいらっしゃっていました。ゆらゆらの坂本慎太郎さんも、同じ多摩美出身なんですよね。

ゲルダはヨーロッパで灰野さんのライブに参加したことがあるそうで、今回日本で灰野さんのライブパフォーマンスを見てパフォーマンス後には一緒に記念撮影させていただきとても感激していて嬉しい気持ちで帰宅の途につきました。