ニューヨーク美術館巡り2 – ホイットニー美術館

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ホイットニー美術館は、1931年にガートルード・ヴァンダービルト・ホイットニーに設立された美術館です。

当初ははグリニッジ・ヴィレッジの西8丁目 (8–12 West 8th Street) 、1954年にニューヨーク近代美術館の近くの54丁目に、1966年にアッパー・イースト・サイドのマディソン・アベニューと75丁目の角 (945 Madison Avenue) にうつりました。

以前NEWYORKに滞在した時に、この75丁目のホイットニー美術館に生きましたが、その時の設計はマルセル・ブロイヤーによるもので、逆階段状のデザインです。ホイットニー美術館はエドワード・ホッパーを多数収蔵していますが、以前訪れた時はまさにエドワードホッパー展を開催中で多数の作品を堪能しました。こちらはまた後ほどご紹介するとして、、

2015年5月にレンゾ・ピアノの設計で99 Gansevoort Streetのハイラインの一番南の位置に再度移動したので、今回再び行ってきました。レンゾ・ピアノといえばフランスのポンピドゥセンターの設計などでも有名なので楽しみにしていました。

嬉しかったのは、ものすごく久しぶりにナムジュンパイクの作品を見られた事でした。

ナムジュンパイクといえばビデオアートの先駆者ですよね。今でこそスマホを複数台使い動画を連動させて配信することも普通に可能ですが、ブラウン管テレビを積み上げて映像を流す作品は衝撃がありました。1970年代後半に日本のギャラリーワタリ(今のワタリウム美術館)や多くの美術館で展示され、80年代にはYMOとのパフォーマンスなどもありました。

ナムジュンパイクと切っても切り話せないのがドイツのアーティスト、ヨゼフボイスです。私は10代の時に「ボイスとパイク コヨーテⅢ」を見ました(はるか昔なので細かい記憶がない。。)

このホイットニー美術館のあるマンハッタンから電車で1時間ほどの所にある工場跡を美術館にした「ディア・ビーコン(Dia Beacon)」という現代美術館にはヨーゼフボイスの作品も展示されているのですが、今回は日程の都合で行く事ができない。。次回はディア・ビーコン(Dia Beacon)にボイスも見に行きたい。

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おすすめなのは上階のレストラン。デッキでニューヨークの景色を楽しめます。特におすすめなのが夕方から夜にかけて。ハドソン川に夕日が沈みマンハッタンが夜景できらめくのをビールを飲みながら楽しむ事ができます。

9月という時期なので気温もちょうど良く、NYの風がとても心地よく通り過ぎていきます。
 

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建物もアートとして楽しめる美術館です

– Whitney Museum of American Art

– 99 Gansevoort Street
– New York, NY 10014
– (212) 570-3600

– Mon10:30 am–6 pm
– TuesClosed
– Wed–Thurs10:30 am–6 pm
– Fri–Sat10:30 am–10 pm
– Sun10:30 am–6 pm
http://whitney.org/