パリのアートナイトニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)
パリに到着した日の夜はちょうどNuit Blancheの開催日。 Nuit Blancheは一晩中開催される毎年恒例のアートイベント。で、
博物館、文化施設、その他の公共スペースなどが無料提供し、インスタレーションやパフォーマンスのほか、自転車のツアーもありたくさんのイベントがパリ市内の各所開かれています。
ニュイ・ブランシュ(Nuit Blanche)とは
2002年に始まったフランス・パリの「ニュイ・ブランシュ」は、パリ市内でオールナイトで開催される現代アートの展示、コンサート、文化的イベントで、美術館、民間および公共のアートギャラリー、その他の文化施設を無料で開放し、都市の中心部を事実上のアートギャラリーに変えて、アートインスタレーション、パフォーマンスが行われます。
ニュイ・ブランシュのイベントの内容
2019年は18回目の開催で「動き」をテーマにしていて。、アート作品の他に、高速道路を使ったサイクリングや10キロメートルのランニング、大パレード アーティスト自身も町中を移動しながらパフォーマンスも行われました。
公式サイトを観て興味を持ったのはアプリを使ったAR作品ですが、疲れが溜まっていたため宿泊先からほど近いバスチーユでパレードを見学することにしました。
出店も沢山出ていてバスチーユはすでにびっくりするぐらい大勢の人が集まっていました!パリは日本ほど治安が良くないので、旅行で滞在するときも遅い時間に出かけることはありません。
普段夜遅い時間にはそれほど人を見かけることはありませんが、この日は夜11時と言うのに人、人、人、年末明治神宮のような人で賑わっています。
至る所で鼓笛隊やジャズなど音楽が演奏されていて周りに人垣ができ盛り上がっています。レストランで食事をしながら演奏を楽しむ人も。。
大パレードとバスチーユ広場の花火
10時近くになりいよいよパレードがやってきました。先頭はバグパイプの演奏です。ここから多様な国の音楽の演奏とオブジェのパレードが交互に続きます。
大きな馬のバルーン。ロープで動きを操っています。時々観客に向かって落ちてくるのもハラハラして楽しい。
パレードの最後はバスチーユ広場で炎を使ったイベントと花火で締めくくり。
終了後も通りが人で埋め尽くされていました。初めての参加でしたがパリ市内で愛されるイベントなのですね。
この日は特別にメトロの1番線、トラムのT3a線とT3b線が、一部オールナイト運行され深夜まで賑わいます。市内のレンタル自転車も移動に利用されていて人気でした。