ガラスの建築が美しい【カルティエ財団現代美術館】

カルティエ財団現代美術館


 

カルティエ財団現代美術館とは?建築家は?

カルティエ財団現代美術館はモンパルナス近くにある美術館。カルティエの社長アラン・ドミニク・ペランが設立したカルティエ財団は世界各国の現代美術作家たちにフォーラムを提供することを企画していたそうです。緑の中にガラス張りが生える建物の設計はジャン・ヌーヴェル、実は地上7階と地下7階です。

カルティエ財団現代美術館 建物
 
カルティエ財団現代美術館庭
 
現代美術家のローター・バウムガルテンが中世修道院の庭園をイメージして作った「植物劇場 (Theatrum Botanicum)」と呼ばれる庭が心地いい空間です。展示室からも庭の緑が美しく映えています。

カルティエ財団現代美術館への行き方

カルティエ財団現代美術館はモンパルナスに位置しており、地下鉄4号、6号の Raspail駅からもっとも近く徒歩4~5分ほどです。建物が特徴的なのでとてもわかりやすく迷う心配はありません。

カルティエ財団現代美術館の展示

この時は«Trees»という展示が開かれていました。。展示のテーマに合わせて床から生えるように作られたキャプション。この細かい気配りが好きでした。

 

 

 

 

 

 
保育士さんに引率された子供達が床に座り込んで作品の解説を聞いています。また中学生ぐらいのグループも館内でスケッチをしたりメモを撮っていました。
私の参加した展示には大勢の方がみに来てくださったのですが、フランスではアートの展示や音楽鑑賞に出かけるのは当たり前のことだからだそうです。
一般の方も作品を見慣れていてアート鑑賞に慣れていると感じるのは、このような形で日常できに現代アートに触れる機会があるからでしょうか。

 

 

 

日本の学校教育の中の美術では現代アートにはほぼ触れませんが、歴史教育も含めて美術も近現代史を学ぶ機会を増やした方が良いと感じています。

2Fはミュージアムショップがあり、吹き抜けとなっている1Fの展示室を眺めることができます。

 
 

ミュージアムのカフェ巡りも楽しみな私にとって、カルティエ財団現代美術館はカフェがないのが残念

カルティエ財団現代美術館 関連情報

所在地: 261 Boulevard Raspail, 75014 Paris, フランス
eigyou
営業時間:
月曜日 定休日
火曜日~日曜日 11時00分~22時00分

入場料: €7~11 (展示により異なる)
fondationcartier.com