ベルリンの壁にアートが描かれている有名な「イーストサイドギャラリー」に行ってきました。場所はBerlin-Ostbahnhof(ベルリン東駅)をおりて川沿いにミューレン通りMulenstrasseを進行方向に歩くとイーストサイドギャラリーがあります。
駅をおりたらすぐなのでとてもわかりやすく迷う心配はありません。Berlin-Ostbahnhof(ベルリン東駅)はベルリンの中心部から5分程度の場所なので、時間もかかりません。歩いて1時間半ほど?で行けますが、わりと疲れます(帰りに大変なことになったのは後で書きますw)。
1961年に東ドイツによって作られ始めたベルリンの壁。初めは有刺鉄線で仕切られていたのがこのコンクリートの壁になったのが1975年。思っていたよりも低いしあつさも10cm程度で、こんな壁乗り越えられそうと思いがちですが、実際に壁は2重に(2列に)設置されていて、壁と壁の間が数十メートルあり、間には地雷が埋められ東ドイツ側から機関銃で見張りがいて乗り越える事は困難だったそうです。
有名な旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカーのキスの絵。ベルリンの壁は旧ソ連と密接に繋がっていた東ドイツが西ベルリンを囲むように作った壁ですが、旧ソ連と東ドイツの蜜月関係を皮肉った絵と言えるでしょう。
所で、この日は天気が悪く時折小雨が降っていました。ところがイーストサイドギャラリーを見ていたら突然ものすごい風が吹き出した。吹き飛ばされそうになるぐらい。駅に戻って電車にのろうとしたら止まっている。。
しばらくスターバックスで時間を潰したけど復旧する見込みがない。駅員さんに聞いたけど再開時感は読めない様子だし、バスは電車にのれない人たちであふれかえっている。
時刻は夕方4時過ぎ。今なら、今なら歩いて帰れる、日が暮れたらもう歩いては帰れない。。そこで私は暴風の中を歩いてベルリン市内に戻ると決心し、駅を後にしました。
天気の良い日なら川沿いの良いお散歩コースですが、川沿いは遮る建物もなく風が強い。建築現場の柵や看板も倒れている所があるほど。(危ないですね)
休み休み1時間半ほど歩いてなんとか帰宅しましたが、足は棒のようになっている。
帰宅後ネットを見たらこの日のベルリンは風速18m。風速17m以上を台風と言うらしいので、ほぼ台風並みの嵐でした。
ベルリンの壁はベルリン市内にも残っている所はありますが、イーストサイドギャラリーは残っている距離が長く、ベルリンの壁の存在を一番感じさせてくれる場所です。下の写真はソニーセンター近くの広場に残っているベルリンの壁です。
所在地: Mühlenstraße, 10243 Berlin, ドイツ
開館: 1990年
時間: 24 時間営業