森美術館で開催のレアンドロ・エルリッヒ展の内覧会とオープニングレセプションにいってきました。
レアンドロ・エルリッヒは日本では金沢21世紀美術館のプール(写真下)が知られているアルゼンチン出身の作家です。
これは以前金沢21世紀美術館にいった時の写真です。(余談ですが、この写真の私がプールの内側に入っている時、すぐ後ろに女優の 高岡 早紀さんがいらっしゃって金沢21世紀美術館のテレビ撮影をされていました。その時の高岡さんのブログ。とても綺麗でした)
森美術館レアンドロ・エルリッヒ展 内覧会
森美術館の入り口。見る事のリアルというテーマどおり、一度見た後で「あれ?」っと思って2回3回と見てしまう作品群です。普段自分が思い込んでみている事や常識に揺さぶりをかけます。
あれ?プール??と思ってじっくりと見てしまう。
この作品を手前で(作品の外から)見た時の作品の大きさと中に入った時に感じるサイズ感がまず異なり、入ってみると写る世界が現実なのか非現実なのか、どこまで行けるのか、どこからが現実でない世界なのかとても迷わされます。
電車の窓からそとの風景の移り変わる映像が映し出されていますが、繋がっている様で繋がっていない映像をみていて「あれ?これはどこ?」と不思議な気分になる。渋谷や品川の普段みなれた風景の映像があるので余計に思い込みと違和感を実感することになる。
作品のモチーフに日常の中でよく見る風景や素材を使っているので私たちの思い込みがより強く投影されてしまう。
森美術館レアンドロ・エルリッヒ展 レセプション
オープニングレセプションではレアンドロ・エルリッヒさんの挨拶などのあと、関係者の方々やアートファンが集まり乾杯。賑やかな夜でした。