ゴードン・マッタ=クラーク展 | 東京国立近代美術館

展示の終わり間際に35歳で亡くなったゴードン・マッタ=クラークのアジア初回顧展を見に行きました。

ゴードン・マッタ=クラークは1970年代にニューヨークを中心に活躍したアーティストで、作品も動画やインスタレーション、建築、写真・ドローイングと表現の幅がとても広いアーティストです。

取り壊される前の建物の壁を大きく切り取る「ビルディング・カット」は薄暗い建物の中に切り取られた所から光が差し込みまるで日の出のように空間が変化します。

ベルリンの壁で行ったパフォーマンスの映像作品は、GINZA SIXの「Defacement」をキュレーションしたNYのキュレーター アマンダ・シュミットのトークイベント&アマンダが選んだアートフィルム7本の中の1本にも選ばれていた作品。

東西冷戦下で世界の経済が成長しながら様々な問題を抱えていた時代の空気感を感じ、今の私たちの社会へのヒントとなるかもしれません。

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