雪の日に保護したさなぎが羽化して美しいあげはになった

昨年9月のある日、うちのマンションの階段におおきな青虫がきました。翌日階段の柵でさなぎになりました。こんな所で蛹になって大丈夫かと驚きましたが、そのまま越冬に入っていました。
1月雪が降った日に早く帰宅しさなぎをみると雪が積もり始めている。クリップのカバーを利用して夕方さなぎに雪よけを設置しました。^^;

自然の中で越冬するみたいなので、本来こんなの雪よけ必要ないかもしれません。が、雪も心配なのですが階段の柵の下の方で蛹になっていたので、雪に埋もれてしまうと雪かきで落とされてしまいそうで気になって気になって。

雪が溶けた後でカバーを外したのですが、2月にもう一度降った時にうちで保護しました。虫かごを探してきて、ネットで調べて紙で蛹の保護ポケットってのを作って気温が外気に近い玄関においていました。でも全然うごかないし生きているかどうかわからない、時々覗き込んで様子をみながら見守っていました。

気温が暖かくなり花が咲き始めた3月後半のある日、出かけようとした所玄関の虫かごの蛹の上に見かけない姿が、、、気がつかない間にすでに羽化して羽を広げていました。
蛹を見ただけではどんな蝶かわからなかったのですが、ベルベットのように黒くてとても美しいあげは。

羽が無事広がり動けそうになるのを確認して(羽化後一定時間おいて羽が広がらないとダメみたいで)ぱたぱた動いたので外にそっと出してみました。しばらく手の上に止まっていましたが少し飛んで木に止まって休んでいたので安全そうな所に移して様子を見ていましたが、無事飛び立ちました^0^)

1つの命なので心配で無事羽化するかとてもプレッシャーでしたが、姿を見た時本当に嬉しかった。もうどこかに飛び立ちましたが今でも時々姿を探してしまいます